2022.03.17
シーズクラフト スタッフ紹介No7 秋田オフィス 佐々木 聖也さん
あきたのCG屋さん『シーズクラフト』で働く仲間をご紹介していくコラムです。
第7回は、秋田オフィスで働く佐々木 聖也(ササキ セイヤ)さん。
穏やかな口調で優しい印象の佐々木さん、現在は主にモデリングを担当。キャラクターをテクスチャまで仕上げたりしています。
具体的な作業はというと、ソフトでキャラクターの形を作って、テクスチャという表面の質感を表現する絵のようなものを貼ります。そうすると、ゲームやアニメで動くキャラになるのだそうです。例えると、粘土で形を作ったものに絵を塗っていくようなイメージです。
秋田出身で、現在も秋田在住の佐々木さんですが、CG技術は東京の専門学校へ行って学びました。
佐々木さんは元々アニメやゲームが好きで、小さい頃からよく絵を描いていたそうです。高校を選ぶとき、普通の高校ではやりたいことがあまりないなと思い、CGに触れられる高校への入学を決めました。早い段階からCGに触れることのできる環境だったのですね。
そのころに実写のGANTZを観て、こういう映画のクレジットに載れたらな~と思ったそうですよ。
仕事をしていて、キャラクタ―を1体任されたり、キャラクターの顔とか作っているときは楽しいと感じるそうです。また、ゲームやアニメに自分の名前が載っているのはとても嬉しいそうですよ。既にいくつかのゲームや映画にお名前も載っているそうで、そんな時は試写会を観にいくことも。
自分の仕事が目に見える形で残り、しかも多くの皆さんに見ていただけるというのは、このお仕事ならではの喜びですね。高校生の頃の夢、実現しています(^^)/
では、佐々木さんがこのお仕事をしていて、大変だなと感じるのはどんなときなのでしょう。
キャラクターや背景全般、クォリティを高めようと思うと終わりがないところ、だそうです。案件の締め切りや、クライアントの求めているもので区切りはつくけれど、クオリティを高め続けるには終わりはありません。
業界的にも技術の進歩が早く、最近は、絵を描けない人でもAIを使って自動で作れたりします。ある程度のレベルになるまでが、以前より早くなってきているそうで、後から始めた人にすぐに追いつかれたりするそうです。
自分が今まで時間をかけて習得してきたところが短縮されて、更に新しい技術を覚えなくてはいけなくなる、そこに焦りを感じることもあるそう。
技術の進歩は便利になる一方で、様々な形で影響を与えているのですね。
このお仕事に興味がある人へ、なにか一言メッセージをお願いしてみました。
CGの学校に行けば就職しやすくはなりますが、最近だと独学でもやる気のある人ならレベルアップしていける時代です。
また、絵を描ければ、3D触るときも役に立ちます。例えば上手なイラストレーターさんがCGをちょっと触って作ると、短期間でクォリティが高いものを作れたりします。そのくらいデッサン力は大切です。
CGの技術に関しては、ある程度のレベルまではすぐ追いつける時代なので、それプラス、絵を描けると仕事をする上で大きいです。他の人よりは仕事も楽になるのではと思います。
やはり基本はデッサン力だそう。このお仕事を目指してる方は、ぜひ参考にされてください^^。
ちなみに佐々木さんのこれからの目標は、小さい案件でも良いので、自分1人で任せてもらえるようになりたいそうです。
佐々木さんについて、もう少し深堀りしてみました(^^)/
ゆったりとお話される佐々木さん。焦らずに話しているのが伝わってくるので、こちらもゆったりとした気持ちでお話することができます。
基本あまり怒ることがなく、楽しいことは好き。まじめな雰囲気、堅苦しいのは苦手です。現在、動物は飼っていないけど、飼える環境であれば鳥や猫も犬も飼いたいそうです♪動物全般、好きなんだそうですよ。
佐々木さんの人物像、少し伝わってきたでしょうか…(^^♪
お休みの日は、ゲームをしたり、アニメを観たり、ゆっくりお酒を飲んだりして過ごします。ゲームやアニメは、時々仕事が頭の中をよぎっても楽しめるそうです♪
でもやっぱり、RPGのキャラ設定(顔とか)では、めちゃめちゃ時間をかけてしまうんだそう。そこはプロですから、仕方ありません(^^)/。
お酒はハイボール系と珈琲割がお気に入りなのだそうで、クセがないキンミヤ焼酎を水とコーヒーで割るのがおススメだそうです。ハイボール好きの方、珈琲好きの方はぜひお試しを!
ちなみに佐々木さん、ウォーキングではありませんが、歩こうと思えば1時間くらいなら苦もなく歩けるそうです。目的地があれば普通に歩いていけるそうですよ。1時間歩くと、4~5kmでしょうか。結構な距離ですよね。
ホッとするのはお酒ひとくち目を飲んだ後。オフのスイッチが入るんだそうです。ひとくち目って、なんだか分かります。それと、泣ける作品を観るときも息抜きになるそうです。最近でいうと、『僕のヒーローアカデミア』を漫画は全部読んだそうなのですが、アニメで見返したら泣けたんだそう。(泣ける作品かって言われたら分からないそうですが、佐々木さんは泣けたそうです♪)
時間があったらやりたいことをうかがったところ、やれていないゲームをやったり、東京にいたころの知人や友達に会いに行ったりしたい、とおっしゃっていました。
コロナ禍もあり、なかなか長距離移動ができない時期が続いたので、遠くにいる友人知人には余計に会いたくなりますよね。
シーズクラフトは、有名なタイトルの仕事や都会にいないと関われないような案件に、地元にいながら関われるのでありがたいと思っているそうです。また、社長との距離が近く、意見が通りやすかったり、融通を効かせてもらえるところも会社の魅力なのだそう。
佐々木さんにとって社長は、長年の経験や知識から、自分が知らずにいた、思ってもいないような視点、自分にはない目線でみて、それを教えてくれたり共有してくれるのでためになり、とてもありがたいと感じているそうです。
ひとつひとつを丁寧に受け取り、前進していく佐々木さん。
クレジットに佐々木さんの名前が載る作品を、これからも楽しみにしていますね!
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