2023.04.14
企業は動画コンテンツをどう活用すべき? 活用法・動画制作におけるポイントを紹介
テクノロジーの発達により表現手段が多様化している昨今では、企業の広告や採用活動などにおいても表現の変革が求められています。なかでも近年盛んに活用されている動画コンテンツは、表現のインパクトや強いメッセージ性などから、その訴求効果について一定の評価を得ています。
今回のコラムでは、企業が動画コンテンツを活用する際の注意点やポイント、いくつかの具体例などを紹介していきます。
自社の活動を周知させるために動画コンテンツを活用している企業は多くあります。サービス・製品の紹介やキャンペーン等のPR活動から、採用活動まで幅広く動画コンテンツが使われています。言葉だけでは説明が難しい情報も、動画であれば簡潔にわかりやすく伝えることができるのも特徴です。
社内向け動画コンテンツとしては、主に社員研修のための動画教材として活用されています。視聴するだけのものではなく双方向性を取り入れたものも多くあり、必要な知識やスキルを効率よく習得させることができます。
企業が広告や宣伝目的ではなく、純粋に自社のイメージや世界観を伝えるためにエンタメコンテンツを制作することがあります。自社のコーポレートサイトやYouYubeチャンネルなどに投稿して発表します。エンタメコンテンツは視聴のハードルが低く、誰にでも親しみやすいコンテンツとして幅広い層から需要があります。
百聞は一見にしかずと言うように、言葉で説明されるより動画として見せられたほうが分かりやすいコンテンツはたくさんあります。特に製品の使用方法や手順などは、説明的な言葉などいらずに実際の映像を見るだけで理解できるので、説明書を読むよりも効率的です。
動画コンテンツは文章よりも短時間で多くの情報を伝えることができます。1分間の動画コンテンツに含まれる情報量は、Webサイトに換算すると3600ページ分、180万語分にものぼるといわれています。映像と言葉を組み合わせることによって、文章だけでは表現できない複雑な情報も短時間で効果的に伝えることができるでしょう。
近年は企業の広告・宣伝手段としてもSNSの活用が盛んですが、動画コンテンツはSNSでリツイートやシェアできるので、拡散されやすい表現であると言えます。
動画コンテンツは社員研修や社内プレゼン資料、営業用資料など様々な場面で活用することができます。動画コンテンツはタブレットやスマホさえあればどこでも見ることができるので、重たい資料を持ち運ぶことなく物理的な制約から解放されて視聴できるのもメリットです。
動画の制作は見よう見まねでできるものではありません。動画制作に必要なスキルは多岐に渡り、それぞれ専門性が高いので、素人が新たに始めようとすると思いがけず時間がかかってしまいます。また、動画制作には技術だけではなくセンスも必要なことから、技術を獲得したところで質の高い動画コンテンツを制作できるとは限らないでしょう。
動画コンテンツは世の中に多く出回っているので、受け手の目も肥えてきています。多くの比較対象がある中で質の低い動画コンテンツを世の中に出してしまうと、企業のイメージが悪くなり顧客からの信用を失いかねません。
理想とする近未来の世界のあり方をインパクトのあるメッセージとビジュアルでランダムにみせています。最後に、トヨタが向かおうとしている近未来の車と人の関わり方をいくつか提案しています。
トヨタシステムズ コンセプトムービー
普段の生活の中では全体像が見えにくい物流についてアニメーションを使うことでわかりやすく紹介しています。
社名にも入っている「グローバル」を象徴するように、地球の上をトラックが走り荷物を届けるというのも企業のイメージをダイレクトに伝えられる動画コンテンツならではの演出となっています。
佐川グローバルロジスティクス 会社紹介ムービー Corporate Profile movie
小麦粉の製粉や食用油の製造などを行う昭和産業の採用向け動画コンテンツです。日々の生活の中で自社の製品がどのような場面で登場しているのかということをアニメーションを使って分かりやすく表現しています。
【新卒採用】昭和産業 新卒採用ムービー CM
実際に2人の女性が盛岡に旅をして、様々な体験をする動画コンテンツです。ターゲットとなる20代〜30代の女性がワクワクするような、躍動感のあるリアルなレポートが魅力です。
【Vlog】どこかにビューーン!で女子旅 in盛岡
『湖池屋SDGs劇場 サスとテナ』はお菓子で有名な湖池屋がSDGs推進活動の一環として制作しているアニメーションです。シリーズ化されており、30本以上の動画が公開されています。持続可能な社会を構築していくという企業の社会的責任をアニメーションというわかりやすく、受け入れやすい形のエンターテインメント領域から行っていくという動画コンテンツやアニメーションの特徴を上手く生かした作品となっています。
【第1話】湖池屋SDGs劇場 サスとテナ「海が汚れてる?」
女性技術者が異国の地で未来に思いを馳せ活躍する様子を描いたアニメーションコンテンツです。監督は「君の名は。」や「すずめの戸締り」で有名な新海誠監督が務めており、話題を呼んだCMとなりました。
【アニメCM】 大成建設 シンガポール篇 新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム
お馴染みのau三太郎シリーズがアニメーション化したCMです。リアルなタッチで今までの三太郎シリーズのイメージを崩さずに、狸への変身シーンなど実写では難しい演出をアニメーションを使うことで上手く表現しています。
三太郎シリーズ、初のアニメCM 松田翔太「声のみの演技は久しぶりで新鮮」 『au PAY』新CM 「たぬきの正体」篇
介護サービスを多角的に展開しているニチイの、新人研修用動画コンテンツです。ベッドメイキングの方法が映像によって分かりやすく丁寧に説明されています。
~ ベッドメイキングの方法 ~ 【ニチイ学館】 介護職員初任者研修講座 実技編
動画を作る目的を明確にしましょう。他社が作っているから、あるいは流行っているから作るということではなく、「何のために作るのか」「誰に届けたいのか」を掘り下げて、軸を持って制作しましょう。
動画制作は専門性が高くセンスを必要とする作業なので、動画制作のプロ集団である動画制作会社に外注することをおすすめします。動画制作会社に外注をすることによって機材やソフトを自社で持たなくても質の高い動画コンテンツを作ることができ、社員の負担も軽減されるなど、様々なメリットがあります。
動画コンテンツの目的やターゲットが決まったら、内容や形式の方向性を定めていきましょう。いくら動画コンテンツとして質が高いものを制作しても、ターゲットの趣向に合っていなければ効果が発揮されません。ターゲットの好みや傾向を意識し、見た人の心に残るような動画を制作しましょう。
外注するのであれば、予算と納期を具体的に決めてから正式に依頼しましょう。動画コンテンツは制作を進める中で変更が生じたり、効果や演出が加わって追加予算がかかってしまったりすることがあるので、最終的には予算も納期もオーバーしてしまうこともあります。そうならないためにも、最初に予算と納期をきっちりと決めておき、その範囲内で制作してもらうようにしましょう。
動画コンテンツは企業が自社製品やサービスを広く周知させるだけではなく、自社の価値を高め、ブランドイメージを定着させるためにも効果的な表現手段です。動画コンテンツの制作には専門的なスキルが必要なので、自社でやるよりも外注することがオススメです。
弊社シーズクラフトでは、アニメとゲームで培った専⾨知識とノウハウを駆使して、あらゆるコンテンツにエンタメ要素を付加することで、より包括的で魅⼒的な表現を目指しています。実際に、様々なゲームや現在放送されているアニメ、テレビ番組のキャラクターの3Dモデリングやアニメーションなど、CGアニメーションの作成を手がけています。
主な実績
【テレビ】
・NHK「チコちゃんに叱られる!」合成カット制作
【アニメ】
・「ツキウタ。THE ANIMATION 2」OP、END用CGムービー制作
・「蜘蛛ですが、なにか?」CGカット制作
・「遊戯王ゴーラッシュ!!」奇数話のモデリング、CGカット制作
【ゲーム】
・「Wanted: Dead」オフィシャルアニメーションミュージックビデオ制作
・「SDガンダムバトルアライアンス」OP、リアルタイムムービー制作
・「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」モーション制作、必殺技リアルタイムムービー制作
例えば、動画コンテンツにグラフィックやアニメを使用することで、わかりやすく魅力的な表現を行うことができます。さらにエンタメ要素を取り入れることで多くの人に注目されやすくなり、訴求力を高めることにもつながります。
効果的な動画コンテンツを作りたいと考えているお客様は、ぜひ以下のページからご相談ください。
CONTACT | 3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト
今回のコラムでは、企業が動画コンテンツを活用する際の注意点やポイント、いくつかの具体例などを紹介していきます。
企業の動画コンテンツとは?どのように活用する?
企業の活動を周知するコンテンツ
自社の活動を周知させるために動画コンテンツを活用している企業は多くあります。サービス・製品の紹介やキャンペーン等のPR活動から、採用活動まで幅広く動画コンテンツが使われています。言葉だけでは説明が難しい情報も、動画であれば簡潔にわかりやすく伝えることができるのも特徴です。
社内向けのコンテンツ
社内向け動画コンテンツとしては、主に社員研修のための動画教材として活用されています。視聴するだけのものではなく双方向性を取り入れたものも多くあり、必要な知識やスキルを効率よく習得させることができます。
エンタメコンテンツ
企業が広告や宣伝目的ではなく、純粋に自社のイメージや世界観を伝えるためにエンタメコンテンツを制作することがあります。自社のコーポレートサイトやYouYubeチャンネルなどに投稿して発表します。エンタメコンテンツは視聴のハードルが低く、誰にでも親しみやすいコンテンツとして幅広い層から需要があります。
企業が動画コンテンツを活用するメリット
分かりやすく、とっつきやすい
百聞は一見にしかずと言うように、言葉で説明されるより動画として見せられたほうが分かりやすいコンテンツはたくさんあります。特に製品の使用方法や手順などは、説明的な言葉などいらずに実際の映像を見るだけで理解できるので、説明書を読むよりも効率的です。
沢山の情報を伝えられる
動画コンテンツは文章よりも短時間で多くの情報を伝えることができます。1分間の動画コンテンツに含まれる情報量は、Webサイトに換算すると3600ページ分、180万語分にものぼるといわれています。映像と言葉を組み合わせることによって、文章だけでは表現できない複雑な情報も短時間で効果的に伝えることができるでしょう。
拡散力が高い
近年は企業の広告・宣伝手段としてもSNSの活用が盛んですが、動画コンテンツはSNSでリツイートやシェアできるので、拡散されやすい表現であると言えます。
さまざまな場面で活用が可能
動画コンテンツは社員研修や社内プレゼン資料、営業用資料など様々な場面で活用することができます。動画コンテンツはタブレットやスマホさえあればどこでも見ることができるので、重たい資料を持ち運ぶことなく物理的な制約から解放されて視聴できるのもメリットです。
企業が動画コンテンツを活用する際に注意しなくてはいけないデメリット
動画の制作にはスキルが必要
動画の制作は見よう見まねでできるものではありません。動画制作に必要なスキルは多岐に渡り、それぞれ専門性が高いので、素人が新たに始めようとすると思いがけず時間がかかってしまいます。また、動画制作には技術だけではなくセンスも必要なことから、技術を獲得したところで質の高い動画コンテンツを制作できるとは限らないでしょう。
最低限のクオリティがないとマイナスイメージに
動画コンテンツは世の中に多く出回っているので、受け手の目も肥えてきています。多くの比較対象がある中で質の低い動画コンテンツを世の中に出してしまうと、企業のイメージが悪くなり顧客からの信用を失いかねません。
企業の動画コンテンツ活用事例
コンセプトムービー:『トヨタシステムズ コンセプトムービー』
理想とする近未来の世界のあり方をインパクトのあるメッセージとビジュアルでランダムにみせています。最後に、トヨタが向かおうとしている近未来の車と人の関わり方をいくつか提案しています。
トヨタシステムズ コンセプトムービー
会社紹介映像:佐川グローバルロジスティクス『会社紹介ムービー』
普段の生活の中では全体像が見えにくい物流についてアニメーションを使うことでわかりやすく紹介しています。
社名にも入っている「グローバル」を象徴するように、地球の上をトラックが走り荷物を届けるというのも企業のイメージをダイレクトに伝えられる動画コンテンツならではの演出となっています。
佐川グローバルロジスティクス 会社紹介ムービー Corporate Profile movie
採用:昭和産業 『昭和産業 新卒採用ムービー』
小麦粉の製粉や食用油の製造などを行う昭和産業の採用向け動画コンテンツです。日々の生活の中で自社の製品がどのような場面で登場しているのかということをアニメーションを使って分かりやすく表現しています。
【新卒採用】昭和産業 新卒採用ムービー CM
エンタメ型PR:『【Vlog】どこかにビューーン!で女子旅 in盛岡』
実際に2人の女性が盛岡に旅をして、様々な体験をする動画コンテンツです。ターゲットとなる20代〜30代の女性がワクワクするような、躍動感のあるリアルなレポートが魅力です。
【Vlog】どこかにビューーン!で女子旅 in盛岡
エンタメコンテンツ:湖池屋『湖池屋SDGs劇場 サスとテナ』
『湖池屋SDGs劇場 サスとテナ』はお菓子で有名な湖池屋がSDGs推進活動の一環として制作しているアニメーションです。シリーズ化されており、30本以上の動画が公開されています。持続可能な社会を構築していくという企業の社会的責任をアニメーションというわかりやすく、受け入れやすい形のエンターテインメント領域から行っていくという動画コンテンツやアニメーションの特徴を上手く生かした作品となっています。
【第1話】湖池屋SDGs劇場 サスとテナ「海が汚れてる?」
CM:大成建設『シンガポール篇』
女性技術者が異国の地で未来に思いを馳せ活躍する様子を描いたアニメーションコンテンツです。監督は「君の名は。」や「すずめの戸締り」で有名な新海誠監督が務めており、話題を呼んだCMとなりました。
【アニメCM】 大成建設 シンガポール篇 新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム
CM:au PAY『 「たぬきの正体」篇』
お馴染みのau三太郎シリーズがアニメーション化したCMです。リアルなタッチで今までの三太郎シリーズのイメージを崩さずに、狸への変身シーンなど実写では難しい演出をアニメーションを使うことで上手く表現しています。
三太郎シリーズ、初のアニメCM 松田翔太「声のみの演技は久しぶりで新鮮」 『au PAY』新CM 「たぬきの正体」篇
新人研修:『ベッドメイキングの方法』
介護サービスを多角的に展開しているニチイの、新人研修用動画コンテンツです。ベッドメイキングの方法が映像によって分かりやすく丁寧に説明されています。
~ ベッドメイキングの方法 ~ 【ニチイ学館】 介護職員初任者研修講座 実技編
企業で動画コンテンツを作る際のポイントや注意点
動画を作る目的・ターゲットを明確に
動画を作る目的を明確にしましょう。他社が作っているから、あるいは流行っているから作るということではなく、「何のために作るのか」「誰に届けたいのか」を掘り下げて、軸を持って制作しましょう。
動画制作は外注がおすすめ
動画制作は専門性が高くセンスを必要とする作業なので、動画制作のプロ集団である動画制作会社に外注することをおすすめします。動画制作会社に外注をすることによって機材やソフトを自社で持たなくても質の高い動画コンテンツを作ることができ、社員の負担も軽減されるなど、様々なメリットがあります。
目的に合った内容、形式にする
動画コンテンツの目的やターゲットが決まったら、内容や形式の方向性を定めていきましょう。いくら動画コンテンツとして質が高いものを制作しても、ターゲットの趣向に合っていなければ効果が発揮されません。ターゲットの好みや傾向を意識し、見た人の心に残るような動画を制作しましょう。
予算と納期を明確に設定する
外注するのであれば、予算と納期を具体的に決めてから正式に依頼しましょう。動画コンテンツは制作を進める中で変更が生じたり、効果や演出が加わって追加予算がかかってしまったりすることがあるので、最終的には予算も納期もオーバーしてしまうこともあります。そうならないためにも、最初に予算と納期をきっちりと決めておき、その範囲内で制作してもらうようにしましょう。
シーズクラフトはCGを使って「わかりやすい・とっつきやすい」動画を実現します
動画コンテンツは企業が自社製品やサービスを広く周知させるだけではなく、自社の価値を高め、ブランドイメージを定着させるためにも効果的な表現手段です。動画コンテンツの制作には専門的なスキルが必要なので、自社でやるよりも外注することがオススメです。
弊社シーズクラフトでは、アニメとゲームで培った専⾨知識とノウハウを駆使して、あらゆるコンテンツにエンタメ要素を付加することで、より包括的で魅⼒的な表現を目指しています。実際に、様々なゲームや現在放送されているアニメ、テレビ番組のキャラクターの3Dモデリングやアニメーションなど、CGアニメーションの作成を手がけています。
主な実績
【テレビ】
・NHK「チコちゃんに叱られる!」合成カット制作
【アニメ】
・「ツキウタ。THE ANIMATION 2」OP、END用CGムービー制作
・「蜘蛛ですが、なにか?」CGカット制作
・「遊戯王ゴーラッシュ!!」奇数話のモデリング、CGカット制作
【ゲーム】
・「Wanted: Dead」オフィシャルアニメーションミュージックビデオ制作
・「SDガンダムバトルアライアンス」OP、リアルタイムムービー制作
・「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」モーション制作、必殺技リアルタイムムービー制作
例えば、動画コンテンツにグラフィックやアニメを使用することで、わかりやすく魅力的な表現を行うことができます。さらにエンタメ要素を取り入れることで多くの人に注目されやすくなり、訴求力を高めることにもつながります。
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CONTACT | 3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト
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