2022.09.13
メタバースはどんなビジネス活用が可能? メタバースの活用事例や今後の展望を紹介
近年、急激に話題となっている「メタバース」、名前は耳にしたことがあってもその内実を詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。現在、メタバースはビジネスの分野でも積極的に活用されるようになってきています。この記事ではメタバースとはどのようなものであり、実際どのように活用されているのかということを紹介していきます。
メタバース(metaverse)とは、インターネット上の仮想空間やその空間でのサービスの総称のことを指します。英語で超越したという意味を持つ「meta(メタ)」と宇宙という意味の「universe(ユニバース)」が組み合わされて作られた言葉です。ニール・スティーブンスンのSF小説で初めて使われました。
メタバースは、現在、MMOゲームやオンラインゲームなどの娯楽分野で広く普及しつつあります。そして、これからは娯楽の範囲を超え、ビジネス分野で活用されていくことが予想されています。近い将来、すべての産業に広がり、メタバースが無ければ仕事ができない、というような環境になっているかもしれません。
新しい言葉なのでまだ定義が定まっていませんが、一例として米投資家のマシュー・ボールはメタバースの必要条件として以下の7つを挙げています。
1.永続的である
2.同時多発でライブである
3.参加ユーザー数に制限がなく、それぞれのユーザーが存在感を持つ
4.経済が完全に機能している
5.現実社会との垣根が存在しない
6.相互運用性を有している
7.仮想世界に参加している個人や企業などの貢献者により創造・運営される
メタバースは基本的に交流や体験の共有を目的としています。そのため、交流できることや、複数人が参加して同じ体験を共有することができる点はメタバースの大きな特徴です。また、参加者はメタバースの世界や自分自身も自由に創造することができます。アバターを使用することで、実際の見た目に関係なく交流することができる点は、現実世界にはない特徴です。
そして、メタバースは仮想空間なので永続的かつ無限に存在しています。現実世界とは異なり、際限なく空間を拡張して利用することが可能です。
VRやARといった言葉と同時に使われることも多いので混同してしまいがちですが、実際は別のものです。VRやARとの大きな違いは、VRやARはひとりで出来るゲーム等も含まれているのに対して、メタバースは他者との交流を目的としています。
ここで、VRとARについて解説します。VRとは、ゴーグルやヘッドマウントディスプレイなどの機器を装着し仮想世界を見て回ったり、他のユーザーと会話出来たりする技術です。この技術を利用してメタバースにアクセスすることになります。対して、ARでは実在する空間に映像や音を重ね合わせて現実世界を仮想世界に拡張する技術です。
メタバースは、今までには無かった画期的な技術として現在世界中から注目が集まっています。その理由としては、インターネット回線が高速化し、誰でも簡単にメタバースにアクセスできる環境が整ってきたことが挙げられます。新たなビジネス分野、資産活用分野として世界の注目を集め、ユーザー数も増加しています。また、コロナ禍に急拡大した分野でもあり、新たなビジネスの場として注目されています。
メタバースは前例の少ない分野なので、その活用方法はまだまだ広がりがあるといえるでしょう。
例えば、メタバース上で商品やサービスを提供する店舗を設けたり、イベントを開催したりすることができます。現実世界では、店舗を構えるのに土地や人が必要ですし、それらには限界がありますが、メタバースでは場所や人数に左右されることなく自由に活用できます。
メタバースをビジネスに活用することで、既存のサービスに新しい価値を付与することができるというメリットもあります。「つながる、広がる、行き交う」というような今まででは現実世界でしか経験できなかった分野にメタバースを取り入れることで人々が、時間や場所を気にせずより自由にサービスを受けられるようになります。このようにメタバースによって全く新しいサービスや価値を生み出すだけでなく、既存サービスとの掛け合わせによって新しい付加価値を生み出すことができるというのもメタバースを活用するメリットであるといえます。
従来のオンライン会議よりも、より現実に近い空間で会議を行うことができるようになります。また、チーム同士で共有体験が可能なので別の場所にいても仮想空間で同じ体験をすることができます。今までのオンライン上の会議等よりも積極的に参加できるようになるでしょう。
空間の制約がないメタバースでは、リアルな会場を使用しないイベントを開催することができます。そのため国を超えた交流も可能で、普段なら会うことができない人とアバター同士で交流したり、遠方での開催で普段なら参加することができないイベントに参加したりすることが可能です。
コロナ禍でオンライン上での教育や研修も増えましたが、実際に体験する場が減ってしまったというデメリットがありました。しかし、メタバースをはじめとした仮想現実を活用するとリアルに近い体験を行うことが可能となり、様々な場面を類似体験することができます。また、現実世界では再現することが難しい状況も仮想空間では再現することができるので緊急事態などの訓練にも有効です。
実際にある店舗やサービスと、メタバース上での体験を組み合わせることで今までになかった顧客体験を提供することも可能です。メタバース上で自動車の試乗ができる仕組みを作ったり、観光の事前知識としてメタバース上で学ぶことができたりとその活用方法は無限大です。
ここからは実際にビジネス活用が進められている事例について紹介します。
バーチャル上で会議を行うことができるもので、VRゴーグルをつけて同じ空間を共有しながら会議を行うことができます。アバターが会議に出社し、身振り手振りも再現されるのでまるで本当にその場で会議をしているような感覚を味わうことができます。画面共有はもちろんホワイトボードに書き込んだり、空間を好きなようにカスタマイズしたりすることも可能です。まるで本当に同じオフィスで仕事をしているような感覚で会議を行うことができます。
Workrooms | VR for Business Meetings
渋谷区公認の仮想空間プラットフォームで、ユーザーはアプリを通して渋谷を楽しむことができます。定期的にライブやスポーツ観戦、ファンミーティングといったものが開かれ、多くの人が参加しています。最近では、バーチャル大阪と自由に行き来できるようにもなりました。
バーチャル渋谷
2021年12月に行われたバーチャルマーケット2021では、約80社の企業と約600の一般出展者が出店しました。来場者は会場にある3Dアバターや3Dモデルを試着したり購入したりすることができます。このバーチャルマーケットではヘッドマウントディスプレイが不要でパソコンだけで参加することができます。世界中のどこからでも気軽にそして簡単にアクセスできることが特徴です。
バーチャルマーケット2021
Nevermetはメタバースを活用したマッチングアプリです。近年ではさまざまなマッチングアプリが登場し、市民権を獲得しつつあります。そのような中でNevermetはマッチした相手と実際に会うわけではなく、バーチャル上でデートすることを目的としたサービスになります。
Nevermet
メタバースの活用は住宅業界にも広がっています。大和ハウスは理想の家づくりをサポートするため、メタバース住宅展示場のサービスを提供しています。住宅展示場を実際に訪れなくとも、スマートフォンやタブレットで簡単に見学することが可能になるというものです。もちろんヘッドマウントディスプレイを使用してアクセスすることで実際に展示場を見学するかのような臨場感を体験できます。メタバース内ではアバターとして担当者が案内してくれるようで、気軽にコミュニケーションをとることもできるというのが既存のネット見学との違いとなっています。
メタバース見学会ならLiveStyle PARTNERへ|注文住宅|ダイワハウス
メタバースや仮想現実に関わる技術は最新の技術であるため、前例が少なく導入へのハードルは少し高いといえます。また、VRデバイスを用いる際にはある程度の技術的リテラシーが必要です。ユーザーもプラットフォーマーも手探り状態なので、スマートフォンやパソコンと同程度に多くの人が手に取るようになるまでには少し時間がかかるかもしれません。
メタバースを導入するときには、VRゴーグル、VR対応のデバイス、メタバースのサービスが必要になります。VRゴーグルは安いものから高いものまで様々ですが、ビジネスで活用するのならばある程度の性能があるものが良いでしょう。それらを社員分用意するとなるとどうしても費用がかかってしまいます。これらのVR機器が個人で普及することもコスト的な面で考えると当分先になってしまいそうですし、現段階でメタバースをフル活用するとなるとサービスの対象となるユーザーがまだまだ少ないということを理解しておく必要があります。
メタバースにはスマートフォンやパソコンからアクセスすることもできますが、やはりVR機器があったほうがメタバースのメリットをしっかりと活用することができます。しかしその値段はまだ高めですので広く普及しているとは言い難いです。また、VR機器自体もデバイスが重かったり、画質が荒かったりと開発段階にあります。VRデバイスの開発が進み、価格も下がってくるとメタバースも一気に広まるのではないでしょうか。
メタバースは新しい技術であることから、法整備が未だに追い付いていないというのが現状です。今の法律はあくまでも現実世界で有効なものであり、仮想現実内におけるビジネスなどでのトラブルは想定されていないのです。2021年にはメタバース内で決まりを作る団体もできましたが、あくまでガイドラインであり、法律のような効力はありません。メタバース内でのトラブルや、メタバースを通じて起きた問題をどう対処していくのかということがきちんと整備されれば、メタバースが広がる契機となるでしょう。
今回の記事では、ビジネスにおけるメタバースの活用方法について詳しくご説明しました。メタバースは今現在発展途上であり、今後市場として大きく成長していくと予想されています。
シーズクラフトではアニメやゲームの制作だけではなく、メタバースのビジネス活用のサポートも行っています。
弊社が実際に制作したメタバースが以下のものになります。
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会社見学の要望はあっても、さまざまな都合で実現できないという企業様が多いと思います。そんなときに活用できるのがメタバースです。実際のオフィスさながらの仮想世界を公開することで、日時を問わず気軽に会社の雰囲気を伝えることが可能です。
メタバース美術館 https://s.door.ntt/pwhTisR
メタバース美術館では、今まで博物館や美術館に実際に行かなければ鑑賞することができなかったモノや作品をメタバース上で、時間や場所を気にせず楽しむことができます。文化財や美術品は、輸送にも手間やコストが掛かってしまいますが、メタバースであればリスクやコストを軽減して、多くの人に見てもらうことが可能になります。
メタバースについてお悩みの方、CG制作でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
CONTACT | 3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト3DCG・CG制作の株式会社シーズクラフト
メタバースとは何か
メタバースとはインターネット上の仮想空間のこと
メタバース(metaverse)とは、インターネット上の仮想空間やその空間でのサービスの総称のことを指します。英語で超越したという意味を持つ「meta(メタ)」と宇宙という意味の「universe(ユニバース)」が組み合わされて作られた言葉です。ニール・スティーブンスンのSF小説で初めて使われました。
メタバースは、現在、MMOゲームやオンラインゲームなどの娯楽分野で広く普及しつつあります。そして、これからは娯楽の範囲を超え、ビジネス分野で活用されていくことが予想されています。近い将来、すべての産業に広がり、メタバースが無ければ仕事ができない、というような環境になっているかもしれません。
メタバースの定義
新しい言葉なのでまだ定義が定まっていませんが、一例として米投資家のマシュー・ボールはメタバースの必要条件として以下の7つを挙げています。
1.永続的である
2.同時多発でライブである
3.参加ユーザー数に制限がなく、それぞれのユーザーが存在感を持つ
4.経済が完全に機能している
5.現実社会との垣根が存在しない
6.相互運用性を有している
7.仮想世界に参加している個人や企業などの貢献者により創造・運営される
メタバースは基本的に交流や体験の共有を目的としています。そのため、交流できることや、複数人が参加して同じ体験を共有することができる点はメタバースの大きな特徴です。また、参加者はメタバースの世界や自分自身も自由に創造することができます。アバターを使用することで、実際の見た目に関係なく交流することができる点は、現実世界にはない特徴です。
そして、メタバースは仮想空間なので永続的かつ無限に存在しています。現実世界とは異なり、際限なく空間を拡張して利用することが可能です。
VR、ARとはどう違う?
VRやARといった言葉と同時に使われることも多いので混同してしまいがちですが、実際は別のものです。VRやARとの大きな違いは、VRやARはひとりで出来るゲーム等も含まれているのに対して、メタバースは他者との交流を目的としています。
ここで、VRとARについて解説します。VRとは、ゴーグルやヘッドマウントディスプレイなどの機器を装着し仮想世界を見て回ったり、他のユーザーと会話出来たりする技術です。この技術を利用してメタバースにアクセスすることになります。対して、ARでは実在する空間に映像や音を重ね合わせて現実世界を仮想世界に拡張する技術です。
なぜメタバースが注目されているのか
今、メタバースが注目されている理由
メタバースは、今までには無かった画期的な技術として現在世界中から注目が集まっています。その理由としては、インターネット回線が高速化し、誰でも簡単にメタバースにアクセスできる環境が整ってきたことが挙げられます。新たなビジネス分野、資産活用分野として世界の注目を集め、ユーザー数も増加しています。また、コロナ禍に急拡大した分野でもあり、新たなビジネスの場として注目されています。
メタバースをビジネス活用するメリット
新たなビジネスの場として利用できる
メタバースは前例の少ない分野なので、その活用方法はまだまだ広がりがあるといえるでしょう。
例えば、メタバース上で商品やサービスを提供する店舗を設けたり、イベントを開催したりすることができます。現実世界では、店舗を構えるのに土地や人が必要ですし、それらには限界がありますが、メタバースでは場所や人数に左右されることなく自由に活用できます。
つながる、広がる、行き交うが時間や場所を気にしないで体験できる
メタバースをビジネスに活用することで、既存のサービスに新しい価値を付与することができるというメリットもあります。「つながる、広がる、行き交う」というような今まででは現実世界でしか経験できなかった分野にメタバースを取り入れることで人々が、時間や場所を気にせずより自由にサービスを受けられるようになります。このようにメタバースによって全く新しいサービスや価値を生み出すだけでなく、既存サービスとの掛け合わせによって新しい付加価値を生み出すことができるというのもメタバースを活用するメリットであるといえます。
メタバースのビジネス活用方法
チームで仮想空間を共有する
従来のオンライン会議よりも、より現実に近い空間で会議を行うことができるようになります。また、チーム同士で共有体験が可能なので別の場所にいても仮想空間で同じ体験をすることができます。今までのオンライン上の会議等よりも積極的に参加できるようになるでしょう。
仮想空間でのイベント開催
空間の制約がないメタバースでは、リアルな会場を使用しないイベントを開催することができます。そのため国を超えた交流も可能で、普段なら会うことができない人とアバター同士で交流したり、遠方での開催で普段なら参加することができないイベントに参加したりすることが可能です。
仮想空間での教育や研修
コロナ禍でオンライン上での教育や研修も増えましたが、実際に体験する場が減ってしまったというデメリットがありました。しかし、メタバースをはじめとした仮想現実を活用するとリアルに近い体験を行うことが可能となり、様々な場面を類似体験することができます。また、現実世界では再現することが難しい状況も仮想空間では再現することができるので緊急事態などの訓練にも有効です。
今までにない顧客体験の提供
実際にある店舗やサービスと、メタバース上での体験を組み合わせることで今までになかった顧客体験を提供することも可能です。メタバース上で自動車の試乗ができる仕組みを作ったり、観光の事前知識としてメタバース上で学ぶことができたりとその活用方法は無限大です。
メタバースをビジネスに活用した事例
ここからは実際にビジネス活用が進められている事例について紹介します。
Horizon WorkRooms
バーチャル上で会議を行うことができるもので、VRゴーグルをつけて同じ空間を共有しながら会議を行うことができます。アバターが会議に出社し、身振り手振りも再現されるのでまるで本当にその場で会議をしているような感覚を味わうことができます。画面共有はもちろんホワイトボードに書き込んだり、空間を好きなようにカスタマイズしたりすることも可能です。まるで本当に同じオフィスで仕事をしているような感覚で会議を行うことができます。
Workrooms | VR for Business Meetings
バーチャル渋谷
渋谷区公認の仮想空間プラットフォームで、ユーザーはアプリを通して渋谷を楽しむことができます。定期的にライブやスポーツ観戦、ファンミーティングといったものが開かれ、多くの人が参加しています。最近では、バーチャル大阪と自由に行き来できるようにもなりました。
バーチャル渋谷
バーチャルマーケット2021
2021年12月に行われたバーチャルマーケット2021では、約80社の企業と約600の一般出展者が出店しました。来場者は会場にある3Dアバターや3Dモデルを試着したり購入したりすることができます。このバーチャルマーケットではヘッドマウントディスプレイが不要でパソコンだけで参加することができます。世界中のどこからでも気軽にそして簡単にアクセスできることが特徴です。
バーチャルマーケット2021
Nevermet
Nevermetはメタバースを活用したマッチングアプリです。近年ではさまざまなマッチングアプリが登場し、市民権を獲得しつつあります。そのような中でNevermetはマッチした相手と実際に会うわけではなく、バーチャル上でデートすることを目的としたサービスになります。
Nevermet
大和ハウス「メタバース住宅展示場」
メタバースの活用は住宅業界にも広がっています。大和ハウスは理想の家づくりをサポートするため、メタバース住宅展示場のサービスを提供しています。住宅展示場を実際に訪れなくとも、スマートフォンやタブレットで簡単に見学することが可能になるというものです。もちろんヘッドマウントディスプレイを使用してアクセスすることで実際に展示場を見学するかのような臨場感を体験できます。メタバース内ではアバターとして担当者が案内してくれるようで、気軽にコミュニケーションをとることもできるというのが既存のネット見学との違いとなっています。
メタバース見学会ならLiveStyle PARTNERへ|注文住宅|ダイワハウス
メタバースを活用する際の注意点
手探りで行わなければいけないことが多い
メタバースや仮想現実に関わる技術は最新の技術であるため、前例が少なく導入へのハードルは少し高いといえます。また、VRデバイスを用いる際にはある程度の技術的リテラシーが必要です。ユーザーもプラットフォーマーも手探り状態なので、スマートフォンやパソコンと同程度に多くの人が手に取るようになるまでには少し時間がかかるかもしれません。
設備やコンテンツへのコストが発生する
メタバースを導入するときには、VRゴーグル、VR対応のデバイス、メタバースのサービスが必要になります。VRゴーグルは安いものから高いものまで様々ですが、ビジネスで活用するのならばある程度の性能があるものが良いでしょう。それらを社員分用意するとなるとどうしても費用がかかってしまいます。これらのVR機器が個人で普及することもコスト的な面で考えると当分先になってしまいそうですし、現段階でメタバースをフル活用するとなるとサービスの対象となるユーザーがまだまだ少ないということを理解しておく必要があります。
メタバースは今後どう進化していくのか
VRデバイスの普及がポイント
メタバースにはスマートフォンやパソコンからアクセスすることもできますが、やはりVR機器があったほうがメタバースのメリットをしっかりと活用することができます。しかしその値段はまだ高めですので広く普及しているとは言い難いです。また、VR機器自体もデバイスが重かったり、画質が荒かったりと開発段階にあります。VRデバイスの開発が進み、価格も下がってくるとメタバースも一気に広まるのではないでしょうか。
法律の整備とともに普及していくか
メタバースは新しい技術であることから、法整備が未だに追い付いていないというのが現状です。今の法律はあくまでも現実世界で有効なものであり、仮想現実内におけるビジネスなどでのトラブルは想定されていないのです。2021年にはメタバース内で決まりを作る団体もできましたが、あくまでガイドラインであり、法律のような効力はありません。メタバース内でのトラブルや、メタバースを通じて起きた問題をどう対処していくのかということがきちんと整備されれば、メタバースが広がる契機となるでしょう。
メタバース、VRなどCGをビジネス活用するならシーズクラフトにお任せ
今回の記事では、ビジネスにおけるメタバースの活用方法について詳しくご説明しました。メタバースは今現在発展途上であり、今後市場として大きく成長していくと予想されています。
シーズクラフトではアニメやゲームの制作だけではなく、メタバースのビジネス活用のサポートも行っています。
弊社が実際に制作したメタバースが以下のものになります。
メタバース会社案内 https://s.door.ntt/2MUdsSw
会社見学の要望はあっても、さまざまな都合で実現できないという企業様が多いと思います。そんなときに活用できるのがメタバースです。実際のオフィスさながらの仮想世界を公開することで、日時を問わず気軽に会社の雰囲気を伝えることが可能です。
メタバース美術館 https://s.door.ntt/pwhTisR
メタバース美術館では、今まで博物館や美術館に実際に行かなければ鑑賞することができなかったモノや作品をメタバース上で、時間や場所を気にせず楽しむことができます。文化財や美術品は、輸送にも手間やコストが掛かってしまいますが、メタバースであればリスクやコストを軽減して、多くの人に見てもらうことが可能になります。
メタバースについてお悩みの方、CG制作でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
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